こんにちは、まさです:)
最近のブログには語学や言葉について書いてきていますが、おそらくお気づきのように僕は英語学習を少しずつしています。もしこれよりも前の記事を見ていただけてない方であれば、そちらの記事も読んでいただけたらうれしいです!
僕が英語学習するにあたって、文法の学習ではNextStageという本を使っています。それに加えて文法のインプットだけでは話せるようにはならないので、アウトプットのリソースとしてDMM英会話を利用しています。
僕がこのプラットフォームを利用し始めてから現在で約半年以上経過しています。
そこで今回は半年間使ってみた感想や使用感をお伝えできればと思います。
まず結論から言うと、アウトプット目的であれば良い練習にはなるといえます。
またさまざまな国の人と話せるということもメリットの一つです。
それでは詳細について触れていきます。
DMM英会話について
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そもそもDMM英会話とは
まずDMM英会話がどのようなプラットフォームなのかについてお伝えします。
DMM英会話は、24時間365日いつでもマンツーマンの英会話ができる完全オンラインの授業で構成されています。
会員登録を行い、毎月料金を支払えば英会話ができるほか無料で1万個を超えるレッスン教材(英語のニュースなど)が使えるようになります。
また運営はレッスン単価が安いことや135か国以上の講師がいることも一つの強みとしています。
会員登録した後無料のレッスンを2回受けることができ、それをもとに有料会員になるかどうかを決めることができます。 -
具体的な流れ
具体的なレッスンまでの流れなどを説明していきます。
まず会員登録をし、自分の好きなプランに合わせてサブスクライブ(有料会員登録)します。
支払い方法はクレジットカードかDMMポイントかの2択です。
プランについては後述します。
1レッスンは25分間で、レッスン開始25分後に終了時間となりますが、25分を過ぎても3分間の猶予が与えられます。すなわち最大28分間会話することができます。そしてレッスン間のインターバルは5分(本来のレッスン終了時間後5分間)ですので、1サイクル30分ということになります。
有料会員登録したのち、レッスンを受けるために予約をします。1対1のレッスンであり、各先生が開講している時間帯がばらばらなため、受けたい先生のスケジュールに合わせて予約をすることになります。
予約する際には、条件を設定することで予約できる講師が一覧で表示されます。
そこにはそれぞれの先生の顔写真とともに予約可能な時間帯が出てきます。気になった人が見つかれば、プロフィールをクリックすることで詳細を確認できます。その人の出身、年齢、卒業校、趣味、好きな映画などが記載されています。
同じページ内でほかの受講者の評価とコメントが見れますので参考にできます。
予約する先生と時間帯を決めた後、実際に予約する作業をします。
ここでは、教材を使ってレッスンをするのか否か、自己紹介をするのかどうか、文法や発音が間違っているときに直してほしいか、その他希望を選択・入力できます。
予約方法についても選択する欄がありますが、普段は通常予約で大丈夫です。
プラスレッスンチケットは、予約した先生がレッスンに来なかったなどの理由で、予約したにもかかわらずレッスンが受けられなかったときなどにもらえます。(過去に2度だけ上記の理由でもらったことがあります)
予約内容の変更は授業開始15分前まで可能です。
ちなみに、自分が予約したにもかかわらず授業に出なかった場合を除いて、授業開始30分前までであれば予約をキャンセルでき、プラスレッスンチケットがもらえます。 -
料金設定
料金プランは複数ありますが、大きく分けて2つあります。
1つはスタンダードプラン、もう1つはプラスネイティブプランです。
これらの違いは、受けられる講師の国籍の違いです。
スタンダードプランでは非ネイティブの人たちが講師になります。フィリピンやバングラデシュ、セルビアの人たちが多い印象です。
一方でプラスネイティブプランでは、非ネイティブ講師に加え、アメリカ、カナダ、イギリスなどのネイティブ講師と日本人講師も含まれます。そのためプラスネイティブプランのほうが高めの料金設定となっています。
そしてそれらのプランの中に毎月8レッスン、毎日1レッスン、毎日2レッスン、毎日3レッスンの4つのコースがあります。レッスン数が多いほど割引が聞いてレッスン単価が安くなります。
僕が実際に利用しているのは一番人気のスタンダードプランの毎日1レッスンコースです。
これを例にレッスン単価を出すと7900円/月 ÷ 31日 = 255円
のようです。対面のレッスンと比較するとかなり安く感じますよね。
しかし毎日1レッスンコースのままプラスネイティブプランにすると、19880円/月 ÷ 31日 = 641円
となって倍以上になることがわかります。
メリット
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アウトプットの練習
僕がオンライン英会話を始めたいと思ったのは話す練習をしたかったからです。
それは机の上で教科書で勉強しているだけでは実際に話せるようにはならないと感じたからです。(人によると思いますが)
そのため週一回でもいいから英会話をやってみようと思ったのがきっかけです。
上記のように僕はスタンダードプランで1日1レッスン受けています。
一般的な大学生の僕は普段英語を話す機会は特になく、たまに海外の友達と一緒にゲームをするくらいなものです。
DMM英会話を始めてから日々英語を話す機会が増え、前と比較して英語を話すことに躊躇しなくなりました。
英語力の向上については、何か試験を受けたわけではなく、自分自身ではわかりにくいのであえて言及しませんが、積極的に話せるようになったということが何よりもの成果だと思っています。
その点を考えればスタンダードプランでも十分満足できます。 -
色々な国の話が聞ける
おそらくこれはDMMに限った話ではないですが、オンライン英会話のメリットは多くの国籍の人たちと会話ができることです。
対面だとよほど大きい英会話教室でも毎度講師を変えることは難しいでしょうが、オンラインならそれが簡単にできます。
特に僕は将来様々な国に行ってみたいという気持ちがあるので、英会話がてら諸国の情報収集ができ一石二鳥であると考えることもできます。
同じ国出身の講師でも、出身地が違えばおすすめの観光地や食べ物が違うように、その国の話を聞いているだけでも非常に面白いです。
あとは国によっても主要な宗教や文化も違うので、そういった話を聞くだけでも自分が持ち合わせている知識と照らし合わせて会話を楽しむことができます。 -
モチベーションアップにつながる
僕はそこまでストイックに英語学習をしているわけではなく、楽しみながら身に着けたいと考えるタイプなのでそこまで大きな影響はありません。
しかし人によっては毎日レッスンを受けるという習慣化と、以前よりうまく伝えられたことによる達成感でモチベーションアップにつながるでしょう。
あと講師みんながよく英語をほめてくれますので、それも励みになります。
デメリット
講師側の問題
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講師ごとの英語力の差
思いつくデメリットの中でこれが一番大きいデメリットだといえます。
ホームページには採用する際の審査基準があると書かれていますが、正直言ってグレーのような気がします。
というのも、僕が受けた講師の中に簡単な文法も間違っていた人がいました。
僕の例でいうと"in"と"on"の違いで、特定の日付を示すときは"on"を使い、月や週などの範囲を示すときは"in"を使うなどの中学生でも習う部分を、逆だという風に言われたことがありました。
僕は違うと思うと伝えたところ、一緒に学習しようと言ってリアルタイムでネットで検索し、間違いを認めてくれました。(僕が知らないだけでそういった用法も存在するのかもしれませんが)
また別の講師から教わったちょっとした文法のニュアンスが、友達のネイティブに確認してみたら全く違ったといったこともありました。
これらの事例は僕がスタンダードプランだから起きていることかもしれません。
彼らも僕らのように非ネイティブなので、動画などを用いて独学で勉強した人や英語圏で生活したことのない人が多いです。なのでその国特有の訛りがあります。またフィリピンに限っては、教育自体を英語で行っているという話も聞いたことがあります。
もちろん中には文法も発音もネイティブに近いけど、国籍によってスタンダードプランで受けられる講師もいます。
僕はそういった人を積極的にお気に入り登録するようにしています。
おそらく人によっては自分のほうが英語力が高いということが出てきてしまうかもしれません。そういった方にはプラスネイティブプランがおすすめです。 -
通信環境の差
僕が受けているスタンダードプランは主にフィリピンをはじめとする、発展途上国に属する国々の人たちが講師となっています。
そのため人によって通信環境に大きな差が出てしまいます。
これは仕方のないことではありますが、せっかくお金を払って授業を受けているのに、向こう側の問題で授業が中断・中止となると嫌に思う人もいるでしょう。
中断されたからといって、プラスレッスンチケットがもらえたということはありませんでした。 -
やる気の差
これも相手側の努力次第で何とかなることですが、やる気の差も大きいようです。
僕は「態度が悪かった」などといったコメントが書かれている人のレッスンを受けても、そのように感じなかったことがほとんどです。人間ですから、話やすさの相性などによって多少会話が少なくなるとかはあります。しかしこのようなコメントはお互いに原因があると思っていて、会話なので相手からの一方的な質問に答えるだけでは成立しないですよね。
でもたまに違うことをしているとか、不愛想であるとかの講師がいるのも事実です。
特にフィリピンではダブルワークをするのが普通のようで、「お金稼ぎのためにバイトで開講している、メインの仕事で疲れている、そもそも開講数が多すぎて一日の後半になると疲れている」などの人たちは講義に集中していない傾向にあります。
受講側の問題
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英語力不足
基本的に海外在住の英語力のある人が講師として選ばれていて、日本語を理解できるかどうかということは含まれていません。
著しく英語力が不足している子供もしくは初心者の方であればネイティブ・非ネイティブ問わず英語のみでコミュニケーションをとることは難しいでしょう。
そのため日本人講師を予約できるプラスネイティブプランを選択したほうが有意義な時間になるといえます。
少し英語力が付き、環境にも慣れてきたのであれば途中でスタンダードプランに変えるということもできます。
せっかくお金とやる気を出して加入したのに、相手の言っていることが理解ができないや自分が伝えたいことが伝えられないではもったいないですからね。 -
金銭的な面
僕は毎日1レッスン受けられるスタンダードプランに加入していますが、それでも約8000円/月と学生には大きい出費です。
またそれが良いプランで一日に複数レッスン受けたいとなると費用もかかります。
毎日3レッスンのプラスネイティブプランだと約57000円/月になるので、僕には無理ですね笑
プランに関してはそれぞれのニーズに合わせて選んでいただくのがベストですが、大学とこちらの英語学習を同時にこなすためには僕にとって1日1レッスンくらいがちょうど良いバランスのように感じます。
ただやはりネイティブと話したいなと思う時もあります。
そんな時はプラスネイティブチケットが1500円/枚でいつでも購入できますので、それで十分かと思います。
金銭的に余裕のある方であれば、最初からプラスネイティブプランに加入されたほうが間違いないかと思います。 -
レッスンを受ける時間帯
DMM英会話の講師をメインでされている方や主婦のかたわら講師をされている方は昼間、副業として講師をされている方は夜間に開講されています。
そのため僕のように受ける時間帯がばらばらな人がレッスンを受けようとすると、せっかく良い講師を見つけたのにもかかわらず、普段その講師が開講している時間帯と自分が普段受講する時間帯がずれてしまうなどといった問題が生じます。
また時差の影響で時間帯によって講師一覧の国籍が偏ることもあります。
朝から夜まではアジア圏の講師、真夜中はヨーロッパ圏やアフリカ等の講師が多いように見受けられます。
さらにそれぞれの国の祝日、祭日、もしくは混み合う時間帯である夜になると一気に講師の数が減り受講者のほうが多くなるため、所望の時間に受講できないということもたまにあります。
(おそらく事前に予約しておけばそのようなことは少ないのかもしれませんが、生活が流動的なタイプの方にはこのようなデメリットもあります)
そのため、可能な限り事前に予約しておくほうが良いといえます。
日本の金曜日夜などは特に顕著です。
以上がDMM英会話の概要と、僕が半年間受講して感じたメリットデメリットです。
これはあくまで僕にとっての個人的な長所短所なので人によって変わると思います。
講師の国籍が増えるため、金銭的に余裕があるならプラスネイティブプランにしたいというのが本音ですが、スタンダードプランでも練習はできるので現状十分ではあります。
なにより英語で話してみるという第一歩を踏み出すのが難しいと思うので、その基準はどちらのプランにせよクリアしています。また非ネイティブの方たちは僕たちと同じように第二言語として英語を使っているので、学習方法やどこが難しいかなどもよく知っています。
まずはやってみるというのが一番手っ取り早いような気がします。
試してみようか悩んでいる方の手助けができたなら幸いです。